小学校に入ってすぐのころ、毎日の宿題に「音読」が出るようになりました。
国語の教科書を読んで、親がサインをするあれです。
最初のうちは、それだけで精一杯。
「読む=勉強」になった感じで、家での“絵本タイム”はすっかり減ってしまいました。
宿題を終わらせるのもやっとの感じで、
寝る前の読み聞かせもできない日々。
でも、2年生になって少し落ち着いてくると、また娘が絵本を手に取るようになりました。
「図書室で借りてきたよ〜!」と嬉しそうにランドセルを開ける姿を見て、
あぁ、やっぱり好きなんだなぁと思わず笑ってしまいました。
図書室が大好きな娘
学校の図書室が大好きで、毎週のように3冊くらい借りて帰ってきます。
そのたびにランドセルはパンパン。
「重くないの?」と聞くと、「ちょっと重いけどいいの」とニコニコ。
お気に入りの絵本は、図書室でも何度も何度も借りてきます。
「また同じの?」と思うけど、どうやら読むたびに新しい発見があるみたい。
私は小学校のころ図書室にあまりいってなかったなと思い出しました(笑)
好きな本って、何度でも読み返したくなるんですよね。
最近ずっと欲しがっている「にんげんのからだ」
そんな娘が、最近ずっと欲しがっている絵本があります。
それがこちら。
『めくれる!しかけ図鑑絵本 にんげんのからだ』
(ジョエル・ジョリヴェ / 稲葉俊郎 監修)
ハードカバーでしっかりした作りのしかけ絵本。
ページをめくるたびに「こうなってるんだ!」と夢中になって見ていました。
名古屋に旅行に行ったとき、ららぽーとが開店するまでに隣の本屋で出会った一冊です。
我が家では借りられるものは予約したりして、なるべく図書館で借りることを心がけています。
ただ、今回の本は図書館でも近くの本屋でも置いてなく、これだけ欲しいというのも珍しいです。
あれ以来、ずっと「ほしいなぁ」と言い続けていて、
あまりにも気持ちが変わらないので、ついに買ってあげようと思っています。
値段は5,000円弱とちょっと高めだけど、
これだけ思っているなら、それ以上の価値がある気がして。
絵本の時間がくれる安心感
絵本を読む時間って、ただの読書じゃないんですよね。
娘が夢中でページをめくる横顔を見ていると、
「あぁ、この子の世界が少しずつ広がっているんだな」と感じます。
そして最近は、私が読んであげるととても嬉しそうに笑います。
もう一人で読めるのに、「ママ読んで~」と言ってくれるのが、なんだかたまらなくうれしくて。
読む時間は短くても、心がふっと近づく瞬間があります。
小学生になって、読む力もどんどんついてきて。
でも絵本を通して感じる“ぬくもり”は、今も変わらずそこにあります。
これからも、
ランドセルがちょっと重くても、
好きな絵本を抱えて帰る娘を見守っていきたいなと思います。
※リンクにはアフィリエイト広告を含む場合があります。
今日も読んでいただきありがとうございました。
ランキングに参加中です。
