ふくまる日記

毎日の子育てと介護。泣いたり笑ったりしながら書いています

お見合いパーティー受付バイト体験談|週末限定で見た人間模様

今週のお題「こんなバイトをしてました」

この記事でわかること

・お見合いパーティー受付バイトの仕事内容
・1か月で見えてきた“常連さん”の世界
・スタッフならではのちょっと笑える裏話


もう20年以上前の話になります。
社会人になってから、お金を貯めたい欲が強い時期がありました。
本業の仕事はそのままで、週末だけのバイトを探していたときに見つけたのが「お見合いパーティーの受付スタッフ」。
なんだか面白そうだなと思って応募したのが始まりです。


お見合いパーティー受付バイトで感じた第一印象

初めて会場に入ったときの印象は「真剣な人が多い!」でした。
思っていたよりずっと静かで、みんな緊張した顔で受付にやってきます。
名札を渡すときも笑顔を意識して、でも話しすぎないようにというような、
微妙な距離感が求められるお仕事でした。

ちゃんと「想定問答マニュアル」まであって、
「お客様とプライベートな会話はしないこと」
「個人的な連絡先を聞かれても答えないこと」など、ルールもきっちり。
一見軽そうに見えて、意外とちゃんとしてるなと感じました。

男女1対1のトークタイムに関しては、
男性が移動して回っていくスタイルも最初はビックリしました。
女性がなかなか集まらないので女性の料金が格安でした。


イベントスタッフの人間観察|1か月で見えてきた“常連さん”

週末のたびにバイトに入ると、自然と顔を覚えます。
1か月もすれば「あ、この人また来てるな」っていう方も増えてきて。
そうなると、新しく来る“初参加の方”は人気になるんですよね。
ほんと、あの会場は小さな社会の縮図でした。

“出会い”の場なのに、毎回同じメンバーがいて、
どこかで「今度こそうまくいきますように」と願いたくなるような、
そんな人間ドラマがありました。

常連さんのほとんどは男性で、
お互いライバルでもありながら顔見知りという、
こちらが見ていてもなんとも言えない微妙な距離感。
この独特の空気感は、今でもよく覚えています。


思いがけず「合コンしませんか?」の誘いも(笑)

ある日、いつも見かける男性から
「スタッフさんたちで合コンしませんか?」なんて言われてびっくり。
もちろん即座にマニュアル対応(笑)
「申し訳ありませんが、そのようなことは…」と笑顔でお断り。
それも含めて、現場の“あるある”でした。


ときどき司会も担当!意外な役割も

スタッフが足りないときは、なんと司会を頼まれることも。
マイクを握って「では次の方どうぞ〜」なんて言いながら、
内心ドキドキしていました。
人前で話すのは苦手でしたが、いい経験になりました。


まとめ|お見合いパーティー受付バイトは人間観察の宝庫

お見合いパーティーの受付って、ただの受付業務じゃなくて、
人の表情、空気の変化、ちょっとしたしぐさ——
そういう“人間のリアル”が見える仕事でした。

学生時代からいろんなアルバイトをしてきたけれど、
今でも強く印象に残っているもののひとつです。

あの頃の経験が、今にもつながっているのかもしれません。


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