ふくまる日記

毎日の子育てと介護。泣いたり笑ったりしながら書いています

【介護日記】病院の待ち時間に見つけた、ささやかな笑い

病院の日って、毎回ちょっとした覚悟がいります。
朝から支度して、義父を連れて車に乗って。
受付、検査、診察、会計…終わるころには一日が終わってる。

正直、疲れます。
待ち時間が長くなると、義父の体も心配だけど、
私の方が先にぐったりしてしまうこともあって。
「まだ呼ばれないの?」と何度も聞かれるたびに、
「私だって早く帰りたいよ…」と心の中でつぶやいています。

でも、そんな中でも少し笑える瞬間があります。

待合室には、同じように付き添いで来ている家族がたくさんいて、
お薬の話や次の検査のことでやり取りしている声が聞こえてきます。
そのやりとりが、まるで自分たちを見ているようで、
心の中で「うんうん、わかるよ〜」ってつぶやいたり。

「この人は義理の娘さんかな?」
「こっちは実の娘さんっぽいな」
なんて想像して、ちょっとクスッとしたりもします。
変かもしれないけど、そんな観察時間があるだけで気持ちが少し軽くなるんです。

病院って、しんどいことの方が多いけど、
同じように頑張ってる人たちがいるのを見ると、
「私ももう少し頑張ろうかな」って思えたりする。

待ち時間の中にも、
小さな笑いや、見えない連帯感がある。
そんな日があるから、今日もなんとかやっていけてる気がします。

今日も読んでいただきありがとうございました。
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