ふくまる日記

毎日の子育てと介護。泣いたり笑ったりしながら書いています

サカイ引越センターに見積もりをお願いして感じたこと

数日前、義父の施設入所予定も決まり、

引っ越しの見積もりをお願いした日のことです。

ケースワーカーさんからまずは2~3社見積もりをもらってくださいと言われていたこともあり、比較サイトを通じて3社見積もり依頼をしました。

見積もりを頼んだのは、名前をよく聞く大手の引越会社。
「まずは金額を知りたいだけです」と伝えたのですが、
担当の方から返ってきた言葉は思っていたものと違いました。

「今日決めてもらえる方にしか、金額は出せません」

その一言にびっくりして、思わず聞き返しました。
介護が必要な家族の引っ越しで、
役所に書類を出すために見積書が必要なことも説明しましたが、
その話の途中で態度が一変。

同じ市内で、しかも単身の小さな引っ越し。
閑散期でもあるのに、提示された金額は7万円弱。
少し高いなと思いながらも、とにかく見積書だけは出してほしいとお願いしました。

そして届いた見積書を見ると、金額はなぜか口頭の額より約1万円高い金額に。
しかも宛名が違っていたので訂正をお願いしたところ、
「契約が確定しないとシステム上再発行できません」と言われました。

正直、悲しい気持ちになりました。
引っ越しって、新しい生活への準備のはずなのに、
やり取りでこんなに疲れるものなんだなと感じてしまいました。

一方で、アート引越センターの担当の方はとても感じがよく、
丁寧に話を聞いてくれました。

生活保護世帯の方もいらっしゃいますので、お気になさらずに」

とお声掛けもいただき、見積もりも実際より5,000円下げて送ってきていただきました。
金額がいくらというより、「ちゃんと向き合ってくれた」という姿勢に安心しました。

義父のワガママに私もついガミガミ言ってしまうことがあります。
でも、今回のように他人から失礼な態度を取られると、
それはどうしても許せませんでした。
義父が生活保護を受けているのは事実だけど、
だからといって見下したような言動をされるのは違うと思うんです。

金額のことよりも、
「言ったことを守る」とか「人として誠実でいる」ことのほうが、ずっと大事だと思います。
約束を軽く扱われると、もうその人を信頼できなくなってしまいますよね。

今回のことで感じたのは、
「大手だから安心」とは限らないということ。
そして、どんな立場の人にも同じように接してもらえる会社が、
本当の意味で信頼できるんだろうなと。

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