今日はちょっとビックリしたことがあって急遽ブログに書いています。
義父の施設入所の手続きをするため、ここ数日いろんな公的機関をまわっていました。
最初は簡単に済むと思っていたのに、想像以上に大変で…。
免許証は有効期限が切れていて、生活保護受給者証だけでは身分証明書にならず、
「これでは出せません」と言われて、何度も窓口を往復しました。
銀行の通帳を取りに戻ったり、書類をコピーしに行ったり。
たった一枚の証明書をもらうのに、どれだけ時間がかかったことか。
私が先に連絡して確認しておけばよかったなと思いますが。
そのたびに、職員さんから「マイナンバーカードは?」「免許証はありますか?」と聞かれました。
義父の横で私が手続きを進めるたびに、義父は少し困ったような顔をしていました。
でも、今日いくつかの手続きを終えた帰り道で、義父がぽつりとつぶやきました。
「免許証、もう返そうかな。さっき係りの人が身分証に使えるって言ってた運転経歴証明書ってのにしようと思う」
思わず聞き返してしまいました。
つい最近まで、「また免許を取り直す」と言って、夫と険悪な雰囲気になることもあったのに。
その義父が自分からそう言ってくれたのが、信じられなくてビックリしました。
何度も何度も説得して話し合ってもうまくいかなかったことが、
数日のあいだに義父自身が感じとってくれたのかもしれません。
マイナンバーカードや身分証明のことで、
私がバタバタしている姿を見て、「もういいか」と思ってくれたのかな。
家族の変化って、言葉で伝え合うよりも、
こうして何かを一緒に経験する中で少しずつ起きていくのかもしれません。
突然起こったその一歩がうれしくて、義父もいろいろと考えてくれたのかなと嬉しくなりました。
義父が病気になってから今までの3年間、
何度も免許のことで話し合いを続けては決裂した話は、
また別の機会に書いてみようと思います。
👇免許返納までの3年間の話
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